読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「生活のつぶやき」

謂わば「生活のつぶやき」とでもいったようなもの

「聖の青春」を読んで将棋の世界に興味をもった話

なんでもすぐに好きになっちゃう軽率オブ軽率なオタクなので、夫に連れられた映画「聖(さとし)の青春」を観た瞬間、さとし~~~~~~~~!!!!!!!!ってなりまして(語彙力)、翌日には原作を購入、徹夜で一気に読み切りさらに興奮、今はインターネットで村山聖九段及び棋士の方々の逸話・エピソードを検索する日々を送っています。新規の入口にすら立っていない只のミーハー&ミーハーなドドドドド素人なので将棋界のこと本当に何一つ分かっていないのですが、そんな真っ白な赤子だからこそ感じた今の気持ち(ビビビッときたポイント)を残しておきます。

 

棋士に対する呼称

数日前まで漢字で「将棋」と書けない程度には無知だったので、段位を持つ棋士(既に棋士という言葉が格好良い…)は名前の後ろに段位を付ける、とか、タイトルを保持する棋士は名前の後ろにタイトル名を付ける、といった超基本的な知識にまず痺れました。少し(大きく)違いますが、幕末にハマった際「“新撰組副長”土方歳三」「“長州藩士”高杉晋作」という音の響きにトキメキを感じた勢としては、「村山聖“九段”」「羽生善治“7冠”」に似たロマンを覚えました。

 

・名言(語録・キャッチフレーズ)

オタクは名言がお好きと相場が決まっていますが、将棋界もそういうの多いんですね…?「聖の青春」においても村山聖九段にまつわる「終盤は村山に聞け」などの名言が散見されており、その名言(もはや神話)のカッコ良さに失神しました。あと、「東の天才羽生、西の怪童村山」。これは私の持論ですが「東の~~西の~~」のフレーズが使われるジャンルは物凄く危険です。(例:ジャニーズ(「東のタッキー、西のすばる」)、お笑い(「東の狂犬、西のジャックナイフ」))、正直私はこのフレーズを知った瞬間将棋界のポテンシャルの高さに震撼しました。好き。

 

・羽生世代

さすがの私も噂では聞いたことがありましたが、「羽生世代」(羽生善治と年齢が近い強豪将棋棋士を指す呼称である/Wikiより)。この音の響きメチャクチャかっこよくないですか…キセキの世代(黒バス)みたい…。しかも彼らの内の幾人かは10代の頃「チャイルドブランド」と命名されていたとか書いてあったんですけど(wikiに)、何そのネーミングセンス?天才少年達の集まりなはずなのにかわいすぎてバブみすら感じます。

 

・「村山聖」という人

結局こんなに将棋に興味を抱いたのは「村山聖」という人の溢れる魅力にはまったからに他ありません。松ケンのインタビューで「研ぎ澄まされた人は美しい」という言葉がありましたが、本当にその通りで、将棋に全てを賭けた壮絶な人生を歩んだ村山聖という人はとても澄み切った美しい人間なのだ…と感じました。あと、彼を語る上で外すことができないのが森信雄師匠との師弟愛。今時よくこんな師弟いたなと驚きました。わたしは長らく「師弟関係」(と幼馴染み)をオタク大学の専門科目として生きてきましたが、今まで見たことがない強烈な師弟愛でした。小説「聖の青春」に彼らの関係について「それは人間というよりもむしろ犬の親子のような愛情の交歓だった。理屈も教養も、無駄なものは何もない、純粋で無垢な愛情そのものの姿を見ているようだった。」との記述があるのですが、わたしは興奮の余りこの記述が書かれたページを破って食べそうになりました。それから時世の句大好きマンとしては、時世の句では全くありませんが彼の死ぬ間際の言葉「2七銀」がエモすぎてぶっ飛びました。